キャットフードの添加物(ローズマリー抽出物)

健康志向が高まる中、食品の安全性が指摘されています。特に化学的に合成された添加物においては、発ガンのリスクなど安全性が疑われるものも少なくありません。より、安全な添加物として自然由来のものが注目されています。これは、キャットフードも同じです。

天然由来の添加物として様々な食品に使用されているのが、「ローズマリー抽出物」です。ローズマリーは、ヨーロッパでは古くから人々に親しまれているハーブのひとつです。料理に風味を与えると同時に、料理を長持ちされるハーブとして使われてきました。昔から経験的に「抗酸化剤」としても利用されていたのです。

ローズマリー抽出物の抗酸化作用については化学的にも様々な研究がおこなわれ、その効果が認められています。ローズマリー抽出物に含まれている「ロスマリン酸」「カルノソール」および「カルノソール酸」が油脂に対して抗酸化活性があることが報告されています。

また、ローズマリー抽出物は、「おいしさ」を保つ効果もあります。米国イリノイ大学と三菱化学フーズが共同でおこなった実験では、ローズマリー抽出物を添加することで調理した肉の劣化が抑制され、肉らしい香ばしさが損なわれないことが考察されています。

ローズマリー抽出物の抗酸化力は、化学的に合成された「BHT」よりも強いと言われています。さらに、ビタミンEなどと一緒に添加するとより効果が発揮されます。

また、安全性の評価も高くなっています。欧州食品安全機関が実施した毒性検査では、健康を害するような毒性は検出されませんでした。化学的にも安全性が認められているのです。

ローズマリー抽出物は、水産加工品や油貸菓子、即席めんなど様々な食品に使用されています。プレミアムキャットフードにも、安全な添加物として使われています。

全てのキャットフードにローズマリー抽出物のような安全な添加物が使用されることが理想ですが、コスト面などの問題もあり難しいのが現実です。愛猫の健康のためには、少しでも安全なキャットフードを選びたいものですね。