キャットフードの添加物(硝酸ナトリウム)

キャットフードには様々な添加物が使用されています。添加物の中には危険性が指摘されているものがいくつかありますが、あまり神経質になるのも良くありませんね。

そうは言っても、愛猫の健康のためにはきちんとした知識を得ることも必要です。添加物の中で「亜硝酸ナトリウム」の危険性が指摘されていますが、似たような名前の「硝酸ナトリウム」も保存料として使用されています。

硝酸ナトリウムは、無色の結晶で、南米の太平洋側で産出されました。「チリ硝石」とも呼ばれ、水やアルコールによく溶ける性質を持っています。タバコの原料や爆薬、ガラスなどにも使われています。また、ほうれん草や白菜などにも含まれていることが判明しています。

硝酸ナトリウムは、肉が黒ずむことを防ぎピンク色に保つ働きがあるので、ハムやソーセージなどの食肉製品に多く使われています。また、清酒の発酵調整剤などにも使用されています。

このように色々使われている硝酸ナトリウムですが、体内に入ると亜硝酸ナトリウムに変わります。問題はこの亜硝酸ナトリウムです。亜硝酸ナトリウムは、肉や魚に含まれるアミンという物質と反応して、発がん物質のニトロソアミンを作り出します。このことから、硝酸ナトリウムの危険性を指摘する意見もあります。

FAO/WHO合同食品添加物専門家会合(JECFA)では、硝酸ナトリウム(硝酸塩)の1日の許容摂取量を体重1kgあたり5mgとしています。一方、硝酸ナトリウムの危険性を示すマウスの実験では、体重1kgあたり0.45g~1.2gを与えると死亡すると報告されています。0.45g=450mgですから、許容摂取量の90倍の量になります。体重50kgの人で22.5gですから、現実の食生活では考えられない量です。

硝酸ナトリウムに関しは、一般的な食品にも使われているものですから神経質になる必要はないでしょう。どうしても安心安全なキャットーフードを選びたいのなら、添加物を使用していないキャットフードを選ぶのがベストですね。